ブログをはじめます
幼いころから舞台の世界が大好きだった。
最初は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」
次に、母の影響で宝塚にはまる。
そのうち、ショーよりもストーリーがあるものが好きだと気づき、
東宝系のミュージカルへ移行、ストレートプレイも観るようになる。
20代中盤から、ダンス公演・古典芸能にも興味を持つようになる。
ずっと舞台の魅力から離れられなくて、
あの夢の世界に包まれていたくて、舞台通いを続けています。
たぶん、一種の現実逃避でもあるのだと思う。
舞台を観ている時間は、一人でその世界とだけ向き合っていればいい。
けれど、周りには同じく世界を共有する他人がいて、決して孤独ではない。
外部の世界と程よい距離を保ちながら、
自分の内側へ深く深く没頭できる。
私にとって舞台はそういう存在。
この時間がきっと私には必要なんだと思う。
ひとりで舞台を観て、余韻に浸る。
それだけで十分ではあったのだけど、
15年以上観劇を続けてきて、ある日疑念が生じた。
もしかして、私、感じていること昔と大して変わってない??
舞台を観ている「その時」ばかりを大切にしすぎて、
後になって全然記憶がないことも実はしばしば、ある。。。
受け取ったものを刹那的にはたのしんでいたけれど、
もしかしたら自分の身にはなっていないのかもしれない。。
自分の感じたことや考えたことを言語化していかないと、
もしかしたら感性って育たないのかもしれない。
そんな危機感も感じつつ、
自分の感動を言語化する「筋力」を鍛えるために
ブログを始めます。